<経緯>
平成17 年~品川区と協働し景観計画の作成に取り組む。
平成23 年に「品川区景観計画」を作成。品川区はこれを法定計画として施行する。
この中で品川宿を重点地区に指定し、すべての新築、増築、改築、外壁、屋根の改修などの工事を事前相談の対象とし、その運営にあたり「景観アドバイザー制度」を導入した。
<活動>
1. 景観アドバイザー制度
・まちづくり協議会から7名のアドバイザーを区役所窓口に派遣し、景観計画に触れる全ての工事を事前にチェックし、アドバイスする。
2. 「まち並み整備事業」に対する助成制度
・平成8 年度から継続的に実施。「歴史を伝えるまち並み」と「新しい生活空間としてのまち並み」の調和を目的とする。
この目的に沿った計画には工事費の2 / 3 を助成。
3. シンポジュウムなどで本制度の広報、啓発を実施。
歩道部分の石畳整備。車道は土の色に近い脱色アスファルト。
平成8年に始まった東海道を石畳をつなぐ事業を品川宿全域に広げる。
石畳の整備に併せて歩道部分を拡幅。歩きやすい環境の整備。
街道松をつなぐ:平成4年からスタート。
各宿から寄贈を賜り、現在13宿の街道松を植樹。
町会看板の組み込みと街道松の植樹 玄関周りの修景と街道松の植樹
東海道に面した5商店街共通デザイン。
水辺の灯り
店舗のファサード整備 平成17年度〜97店舗で実施
宝㐂家 真交町会
青横ファーマシー 諏訪町会
遠州家 長徳寺門前 博友町会 名物 閻魔いなり
自販機を地元町会の手ぬぐいのデザインに合わせる
シャッターと戸袋をセットで修景
大看板、テント風のれん、大のれん、袖看板、自販機、木製デッキ&木製ゴミ入れ、フルセットで修景
大きな壁面にはパブリックなメッセージを
電線地中化工事が完成
商店街名の変更、商店街ゲートの修景、石畳とボラードの整備
軒のラインを揃える。できれば庇をつける。
ビル正面の修景
玄関周りの修景 まちなみをつなぐ修景