品川宿の現在
品川宿の範囲
江戸時代末の品川宿の範囲は、北は八ツ山口、南は青物横丁と鮫洲の境(補助26号線)までの全長約2㎞の間といわれる。北の八ツ山口から南へ向かって「歩行(かち)新宿(しんしゅく)」、「北品川宿(本宿)」、そして目黒川を渡って「南品川宿」、以上の3宿から構成されていた。しかし現在は、歩行新宿と北品川宿(本宿)を合わせて「北品川宿(通称・北)」、目黒川から南、青物横丁までを「南品川宿(通称・南)」と呼び、この北と南を合わせ「品川宿」と呼んでいる。
<品川宿の範囲>
八山ツ口~青物横丁:約2km
京浜急行:1.北川駅~2.青物横丁駅
<江戸時代以来変わらぬ東海道>
八ツ山口~鈴ヶ森口:約3.7km
道幅、線形とも400年来変わっていない。
<明治時代までの海岸線>
品川宿は海辺のまち。
東海道は海沿いの道だった。
品川浦の船溜まりにかかる北品川橋から見る品川駅周辺。太古の昔から続く品川の海と21世紀のビル群が交差する品川宿のシンボリックな風景。
品川宿周辺の再開発
1. 御殿山(森ビル)
2. 天王洲アイル
3. 大崎ニューシティ
大崎ゲートシティ
アートヴィレッジ
4. オーバルコート大崎
5. 大井町駅周辺
6. 品川駅港南口周辺
7. 品川シーサイドフォレスト
8. 大森駅周辺
9. シンクパークタワー
大崎駅西口
10. 品川駅南口:計画中
「奇跡のまち」
バブル期に買収もあったが、
寺領、細分化された土地で
まとまった面積を確保することが
困難だった。
品川宿周辺の人口
エリア1: 御殿山(屋敷町)
エリア2: 北品川宿+猟師町
エリア3: 南品川宿1〜4丁目
エリア4: 品川シーサイドフォレスト
埋立地(旧工場地)
合計 26,493世帯 51,581人
(令和元年6月1日現在)
*世帯:1,770 人口:4,425増
(平成28年6月1日比)
* 全体に少子化、高齢化が進む中、エリア4では人口が世帯の2倍を超え、約8割が50歳未満と若い世帯が多い。